月刊「矯正臨床ジャーナル」、「小児歯科臨床」、関連図書を通じ最新の臨床情報をお届けいたします。

口腔機能との調和に配慮した矯正歯科治療

口腔機能との調和に配慮した矯正歯科治療

 本著は「矯正治療における診断」「治療計画と治療の実際」「外科的矯正治療の実際と問題点」の三部構成となっており、各部口腔機能へ配慮した対応の解説や外科矯正治療後の問題点など実際の症例を交えながら詳述している。

著者 R. Scott Conley
監訳 陳 明裕

カテゴリー 矯正歯科関連図書

価格 ¥6,600- (本体¥6,000+税)

発売月 2023年6月

サイズ A4 / 176ページ (ISBN 978-4-88700-097-1)

 近年外科的矯正治療の件数が増え、矯正歯科治療時にはこれまでにも増して口腔機能への配慮が必要とされるようになってきた。
本著は「矯正治療における診断」「治療計画と治療の実際」「外科的矯正治療の実際と問題点」の三部構成。
第1部では審美面と機能性の調和のとれた診断のために必要な、CTや3Dデジタルなどのニューテクノロジーの知識や応用法、術後のクオリティーコントロール、成長予測・評価法など、手術か成長コントロールだけでの対応ケースかを実際の症例を交えながら説明。
第2部では治療の実際について、矯正歯科医なら悩んだことがあるであろうという症例を解説。 第3部は「Surgery Firstの検証」や「顎関節症状への対応」「気道の変化」など外科的矯正治療後の問題点として議論されることが多い内容について詳述している。
著者は長年ミシガン大学でMcNamara先生らとともに口腔機能について研究し、この分野で多くの研究を発表してきた、まさに第一人者である。