月刊「矯正臨床ジャーナル」、「小児歯科臨床」、関連図書を通じ最新の臨床情報をお届けいたします。

<h5>一歩先を行く矯正歯科臨床</h5> 「矯正歯科とホワイトニング」

一歩先を行く矯正歯科臨床
「矯正歯科とホワイトニング」

今後矯正歯科臨床にホワイトニングを導入する予定の方から、すでに臨床に取り入れている方までを対象に、その留意点や臨床例について、最新のホワイトニング情報も含め、まとめている。

著者 椿 知之 / 椿 丈二

カテゴリー 矯正歯科関連図書

価格 ¥6,000- (税込み¥6,600-)

発売月 2017年9月

サイズ A4判 / 60ページ (ISBN 978-4-88700-086-5)

 最近、“白い歯”に対する欲求が急速に高まり、審美歯科治療にホワイトニングは必要不可欠なものになっています。アメリカではすでに99%以上の歯科医院でホワイトニング治療を行っていますが、日本においても、新規開業の歯科医院のほとんどでホワイトニングを導入しています。
 最近では審美歯科治療だけでなく、矯正治療とホワイトニングとを組み合わせて総合的に歯をきれいにしたいと思っている患者さんも増えています。
 現在の矯正歯科臨床では、デジタル技術を活かした矯正歯科治療の診断システムをはじめ、さまざまなテクニックや新しいシステムが取り入れられるようになっていますが、その中でも、ホワイトニングによるプラスαという選択肢は、比較的スピーディーに取り入れることのできる新しい知識と技術の一つでもあります。
 ホワイトニングと矯正歯科治療との併用は、患者さんの満足度を上げると共に、新しいマーケティングツールになり得るだけでなく、長期安定性を考慮した長い治療期間に対する患者さんのモチベーションの継続という重要な役割をも果たします。
 本書は、矯正歯科臨床において、これからホワイトニングを導入する予定の方からすでに臨床に取り入れている方まで、その留意点や臨床例について最新のホワイトニング情報も含めてまとめた初めての成書です。本書が矯正治療を行うすべての先生方の一助になれば幸いです。

     本書「はじめに」および「おわりに」より抜粋・要約